鹿児島の猫

 やっぱり釣れない でも少し触れたが鹿児島の猫は人間を怖れない。

 東京の野良猫は人間には決して近付かないし警戒心むき出しで逃げて行く。

 ところが鹿児島では路地裏に寝転んだり愛を語る猫たちは人間が近付いても逃げるどころか、こちらへ振り向こうともしない。

 可なり近付いても逃げない。

 それどころか

 何だよ!

 と言わんばかりに、こちらをうさんくさそうに見る。

 先日も自宅で魚を焼いていると台所の窓を通過する猫が立ち止まり

 俺にも食わせろ!

 という表情でニャー、ニャー鳴き始める始末。

 あっち行け!

 と手で追い払いながら言うと

 なんて事するんだ!!

 とでも言いたげに、こちらを睨みつける。

 公園の芝生に寝転ぶハトたちも人間には無関心だ。

 こちらも1mくらいまで近付いても逃げない。

 人間に気が付かないのか無視しているのかは不明だが逃げない。

 これはスズメも同様だ。

 人が近付くとヒョコヒョコ駆け出すが飛び立とうとはしない。

 明らかに人に道を譲っている。

 心優しき薩摩人を彼らは怖れないのだ。

 これは他所、特に都会と呼ばれる所から来た者にとっては驚きだ。

 しかし薩摩人は、さも「当然!」とばかりに驚く私を不思議そうに見る。

 でもイジメは有る。

 それはマスメディアやネットに乗って鹿児島にも都会の毒が流れて来るからだ。

 子供たちだけでなく大人にも毒が流れて来ているようだ。

 郷中教育という素晴しい教育制度で幕末の志士を多く輩出した事を思えば正直寂しい。

 動物たちをいたわる優しい心を同じ人間にも向けて欲しい。

 ほんの僅かでいいから。

夜回り先生

この記事へのコメント

北村
2007年09月22日 21:26
よくよく考えると、鹿児島って遠いんですよね。
悪いことが伝わるのが遅いのはいいことです。
(*^-^)
薩摩おいどん
2007年09月22日 21:36
>北村さんへ
良きにつけ悪しきにつけ鹿児島は田舎です。
住めば都とは言いますが今の私にはもはや東京の生活は無理でしょう。なにしろ時間の流れが3倍遅いですからね。そんなゆったりとした環境で生きると妙に感覚が冴えるのが良く分かります。

この記事へのトラックバック