小説 あやかしの里(その4)

 相模原警察署で私は運転免許証を受け取った。  講習を受け教室を出た時私を尋問した刑事と会った。  私が軽く会釈をすると彼は顔を背けて歩いて行った。  受け取った二つ折りの免許証には『自二』の場所に黒い縦線が一本入っている。  話は二週間前に戻る。  私は二俣川の運転免許試験場に自動二輪の試験を受けに行った…
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小説 あやかしの里(その3)

 完璧だ!実に良く出来た作品だ!  私を診断した精神科医は検査結果と私の双方を交互に見ながら言った。  これほど完璧なマインドコントロールは見た事がない!  君は40年先の未来から来たというが普通ならば、ここまで検査すれば、ほころびのひとつも出てくるのにポリグラフの結果も全くおかしいところが無い。  まるで本当に…
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